エルメス|ケリーの特徴
前回はケリーの名前の由来について紹介しました。
今回はそんなケリーの特徴についてお話しします。
エルメス|ケリーの特徴
2つの記事に渡って、バーキンとケリー、それぞれのデザインの違いを見ていきましょう。
フラップにクロア、そしてカデナといったエルメスを象徴するデザインが備わったデザイン。
一見フォルムが似ている2つですが、実はたくさんの違いや特徴が隠れています。
デザイン
ケリーバッグはトップハンドルが1本になっているデザインが特徴です。中が見えないようにフラップがついており、そこにエルメスのアイコニックなカデナが付属しています。
また、縫製の種類が2パターンあるのもケリーならでは。写真左側の内縫いは縫製部分が表立って見えないように作られていて、全体的にフェミニンでやさしい印象に仕上がっています。
写真右側の外縫いは、あえて縫製が見えるよう設計されていて、シャープですっきりとした印象のデザイン。
もともとワンハンドルでフォーマル向きのケリーですが、さらにフォーマルな印象の外縫いは、ビジネスシーンでも愛用者がたくさんいます。
使い勝手
ケリーバッグは型崩れしにくいかっちりとしたフォルムで、床に自立できるデザインです。見た目の美しさにこだわっているケリーは、バーキンと違って外ポケットなどが一切ありません。
また、マチの調節もできないので収納力や荷物の取り出しやすさについては、ケリーが使いづらいと感じる場面もあるでしょう。
ただし、25サイズ以上のケリーには、ショルダーストラップが付属しています。こちらは荷物が多いときでもスマートに肩掛けして持ち歩けるので、片手がふさがっているときでも持ち運びしやすいです。
また、入学式や結婚式などのフォーマルな場面では、ワンハンドルで美人なケリーはコーディネートに落ち着きと上品な印象を与えてくれる存在です。
まとめ
次はケリーと並ぶ代表的なバーキンについて紹介します。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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