ルイヴィトン×日本人|人気の高い村上春樹コラボ特集
前回はヴィトンがこれまでにコラボしてきた日本人アーティストとのコレクションについて紹介しました。
今回はその中でも特に人気の高い村上隆とのコラボについて詳しくお話しします。
ルイヴィトン×日本人|人気の高い村上春樹コラボ特集
村上隆のトレードマーク
村上隆は1962年、東京都板橋区出身。
1993年に東京藝術大学日本画科博士後期課程修了、同大学日本画初の博士号(美術)を取得しました。
村上隆は漫画やアニメから大きな影響を受けたアーティストで、日本のオタク文化・アニメ・キャラクターの線画と塗りに、日本絵画の伝統的な共通点を見出しました。
現在ではアート作品の制作やアーティスト・マネジメントを事業とする会社の代表取締役であり、美術展も運営しています。
ルイ・ヴィトンと村上隆氏の関係のきっかけは、当時のルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクターだったマーク・ジェイコブス氏と言われています。2000年初頭、もともと村上隆氏の作品のファンだったマーク氏のオファーにより、2人のデザイナーのコラボレーションが実現しました。
ルイヴィトン×村上隆|特に人気の高いライン
モノグラム・チェリー
2004年に発表されたモノグラム・チェリーは、ルイ・ヴィトンの代表的なモノグラムにさくらんぼをあしらった大胆なデザインです。モノグラムとさくらんぼが見事なコントラストになっており、存在感が際立ちます。
モノグラム・パンダ
2003年にマーク・ジェイコブスと村上隆氏のコラボレーションによって発表された愛らしいパンダがプリントされたラインです。
大きな耳と目がカラフルな色使いをしており、村上隆氏らしいデザインが目を引きます。
こちらのアイテムは発売と同時に入手困難となり、今でもプレミア価格が付くほどのアイテムです。
中でもプティ・パンダと名づけられたこのパンダはあまりの人気の高さにより、ぬいぐるみまで発売され、現在は大変希少価値が高く高値で取引されています。
モノグラム・モフラージュ
2008年秋冬コレクションでマーク・ジェイコブスと村上隆氏のコラボレーションによって発表されたラインです。
デザインの世界ではよくあるパターンである迷彩柄に、モノグラム・モチーフがひっそりと潜んでいるというのは、かなり大胆且つおもしろい発想で、並みのセンスでは思いつかないでしょう。
モノグラム・マルチカラー
2003年に発売された33色もの配色が目を引くラインです。
カラーは『ブロン(白地)』と『ノワール(黒地)』の2色展開となっています。
まとめ
ルイ・ヴィトンと村上隆氏のコラボレーションについて、さまざまなアイテムをご紹介いたしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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