【革製品】カビの臭い取り
前回の記事では革製品のカビ予防策やクリーニング方法についてお話ししました。
今回は目には見えないカビの臭いととる方法についてご紹介します。
【革製品】カビの臭い取り
革に匂いがつく原因は?
考えられる主な原因は、
①雨や湿気で濡れた革を乾かさずに放置し、雑菌が繁殖してしまった
②肌に触れていて汗の匂いを革が吸い込んでしまった
の2つが考えられます。
もし革の匂いを放置してしまった場合、他の物にその匂いが移ってしまうこともあるようです。
では、もし匂いがついてしまった場合の革の消臭方法や、匂いをつけないための対策などはどのようなものがあるのでしょうか。
自宅にあるもので革の匂いを取る方法
重曹に消臭効果があることをご存知の人も多いと思います。
この消臭効果、実は革にも有効なのです。
必要なのは重曹、袋、ハンカチなどの布です。
重曹をハンカチなどの布で包みます。ビニール袋の中に革製品と一緒に重曹を入れて密閉するのがコツです。
重曹に浸けて2,3日放置することできれいに消臭できる可能性があります。
革の匂いに悩んでいる人はまずはこの方法を試してみることをおすすめします。
普段からできる簡単な革のお手入れ方法
革の消臭方法をご紹介しましたが、革に匂いをつけないために日ごろからきちんとお手入れすることも大切です。
匂いは少しずつ蓄積されてしまうので、使用したらその都度風通しのよい場所に日陰干しするとよいでしょう。
もし革を濡らしてしまった場合、慌ててドライヤーなどを使ってしまうと革を痛めてしまう原因になってしまいます。
乾いた柔らかい布で拭いてから、同じように風通しのよい場所に日陰干ししましょう。
長期間使用せずに保管する場合には、湿度があまり高くない場所を選ぶことも大切です。
不安な場合には定期的に日陰に干して風を当てるとよいでしょう。
直接日光に当ててしまうと革を痛めてしまう原因になってしまいます。
なるべく日陰に干すようにしましょう。
まとめ
革の消臭方法などについてご紹介してきました。
革製品は他の素材に比べると少し高価である場合がほとんどです。その分きちんと正しいお手入れをしてあげれば長く使えます。
味のある革製品に育てるためにも、適切なお手入れ方法を知っておきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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