【ロエベ】歴史と人気シリーズ
この記事では、アマソナやパズルシリーズのバッグが人気のスペイン発のラグジュアリーブランド『ロエベ』についてご紹介します。
ロエベの歴史
ロエベのはじまり
『LOEWE(ロエベ)』の歴史は古く、その発祥は1846年、スペインの職人たちがマドリッドに皮革工房を創設したことにさかのぼります。1872年、ドイツの職人であったエンリケ・ロエベ・ロスバーグはこの工房を訪れ、その技術の高さとデザインセンスに魅了され、「ラグジュアリーレザーハウス ロエベ」を設立。王侯貴族や富豪向けに製造されたレザーバッグは、デザイン、品質に優れ、高い耐久性も備えていると評判になりました。『ロエベ』はトップブランドの地位を確立し、1905年には王室御用達の称号も与えられます。
ロエベの歴史
1939年、マドリードのグラン・ビア8番地というビジネス中心地にグラン・ビア店をオープンしました。
有名建築家のフランシスコ・フェレ・パルトロメが手掛けた半円形のショーウィンドウが話題を呼び、ロエベは最先端でファッショナブルなイメージを獲得しました。
1970年にはブランドを象徴する「アナグラム」が誕生しました。スペインの画家、ヴィンセント・ヴェラによる、4つのLを組み合わせたデザインは、『ロエベ』の最上級皮革製品にクオリティマークとして刻印されています。
1975年、アイコンバッグといわれる「AMAZONA(アマソナ)」を発表しました。ハンドバッグの王道を行く、正統派デザインが秀逸。端正で洗練されたフォルムに職人技が光ります。
新ラインの「GOYA(ゴーヤ)」はソフトタッチのカーフレザーを使ったシリーズ。ブリーフケースなどビジネス向けのアイテムも揃います。
2015年の春夏コレクションで発表された「PUZZEL(パズル)」は、その名の通り、パズルを連想させるデザインが印象的。60以上のパーツを幾何学的に組み合わせて作られており、立体的なバッグをフラットに折りたたむことができます。『ロエベ』ならではのクラフトマンシップに世界中が感嘆しました。
「JOYCE(ジョイス)」はラウンド型のボディにビックメタルのロゴをプラスした遊び心あふれるデザイン。革紐を組み込んだチェーンが華やかさを添えています。
ロエベの長い歴史の中で、ブランドの顔ともいえるロゴは時代とともに変化してきました。
1900年から数えると、15以上ものロゴがあるのです。
独自のアイコンが入っていたり、書体や大文字・小文字の違いなど、現在に近づくにつれてよりシンプルでわかりやすいデザインに変わってきています。
まとめ
創業から140年以上経ち、歴史の長いロエベ。以前はセレブやマダムが愛用するブランドという気品高いイメージが強かったですが、2013年に若き新デザイナー、ジョナサン・アンダーソンを迎え、トレンドが効いたデザインはより幅広い年代に受け入れられるようになりました。上質な素材で長く使うことができるので子供に受け継ぐバッグとしてもいいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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